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日本センチュリー交響楽団 楽員ブログ

第152回定期演奏会ご案内



今回の定期演奏会は、今まさに万博で世界中から注目を浴びている中国・上海で活躍する、張 國勇さんの客演指揮です。

上海音楽院に学び、更にモスクワ音楽院にて巨匠、ロジェストヴェンスキーの下で研鑚を積んだ張さんは、今や押しも押されもせぬ、中国を代表する指揮者のおひとりと呼び声が高いようで、今回のプログラムでは彼のバトン・テクニックが遺憾なく発揮されることでしょう。

今回のプログラムは、いずれもが「舞曲系」の作品。
序曲「瑶族舞曲」はもちろん、バレエ音楽「アパラチアの春」「ビリー・ザ・キッド」を書いたA・コープランドの「クラリネット協奏曲」も、多分に舞曲の要素がみられます。実際、この曲は初演の翌年に、バレエ「まだら服の笛吹き」に用いられています。
またドヴォルザークの交響曲第8番にも、彼ならではの独特な美しさに満ちた舞曲が第3楽章に現れ、情感を高めてくれます。



これらの3曲を、きっと張さんは巧みな指揮でいずれも魅力ある作品に調理してくださるものと期待されます。

クラリネット独奏には、かの著名な指揮者、ウラディミール・アシュケナージさんのご子息である、ディミトリ・アシュケナージさんをお迎えしました。
         
一体にコープランドの作品の演奏には、非常に強い集中力がプレイヤーに要求されますが、アシュケナージさんとの共演で、また新たな刺激を受けてどんな風に仕上がっていくのか、今からわれわれも楽しみにしております。

今回も話題の豊富な定期、皆様多数のご来場を心からお待ち申し上げます。


                                               A・A

第152回 定期演奏会
2010年6月17日(木) 19:00開演(18:00開場) 
ザ・シンフォニーホール


中国民謡(編曲:茅源/劉鉄山):序曲「瑶族舞曲」
Chinese Fork Song (Arr.Mao Yuan/Liu Tieshan):Overture "Dance of Yao Tribe"

コープランド:クラリネット協奏曲
A.Copland:Concerto for Clarinet

ドヴォルザーク:交響曲 第8番 ト長調 作品88
A.Dvořák:Symphony No.8, in G major, Op.88

指揮:張 國勇
クラリネット:ディミトリ・アシュケナージ


料金(税込・全席指定)
  A席…6000円
  B席…4500円  
  C席…3000円     
  D席…1000円   完売


    お問い合わせ:大阪センチュリー交響楽団チケットサービス
              06-6868-0591
       (午前10時~午後6時・土日祝を除く)

その他のチケット取扱い場所
ABCチケットセンター(ザ・シンフォニーホール)
電子チケットぴあ
ローソンチケット
by century_osaka | 2010-06-08 18:42 | 演奏会情報
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