遅くなりましたが、今年度最後の定期演奏会、おかげさまで無事おえることができました。
いつもより多くのお客様においでいただき、本当にありがとうございました。
今回のプログラムは、3曲ともにメインになりうるような曲目でリハーサル・ゲネプロと時間いっぱいにやっても本番に臨むのには、いつもにまして緊張感がありました。ヒンデミットのソリストたちは、さらにそのプレッシャーも感じさせないほどのすばらしい演奏で、ともに演奏できることを改めて誇りに思いました。
来年度へ向けて出された府の財政改革にともない、私たちの事務局へ府庁から出向しているスタッフ、またそれ以外の異動・退職者はこの20年間で最大数になります。その来月からはいないスタッフとの演奏会もこれで最後、と思うとまた違う感慨がありました。プレーヤーとお客様だけではなりたたない演奏会。プレーヤー以上の人数が演奏会のために動いて、初めて実現するという事実にあらためて思いをはせた演奏会でした。
陰になり日向になりささえてくれたスタッフの皆様へ改めて感謝の気持ちを。
今までどうもありがとうございました。
これからの新しい場所で、また素晴らしい出会いのあることを。
そして、まだこれからもセンチュリーを応援してくださることを。
お祈りしつつ、私たちも新年度を、またこれからさきを乗り切っていきたいと思います。
新年度もどうぞ、大阪センチュリー交響楽団をよろしくお願いいたします。
M.S