日本センチュリー交響楽団 楽員ブログ

第157回 定期演奏会終了!

昨夜もたくさんのご来場ありがとうございました。

演奏会の幕開けファンファーレのような「ルスランとリュドミラ」、ソロヴァイオリンとオーケストラの丁々発止のハチャトリアン、そしてまたスワロフスキー氏渾身のチェコ音楽、マルティヌーと三曲三様のプログラム、お楽しみいただけましたでしょうか?

今年の定期は、昨夜で無事終了いたしました。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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# by century_osaka | 2010-12-11 21:46 | 楽員のコンサート情報

157回 定期演奏会リハーサル

マルティヌーの作品に接すると私はいつも何とも不思議な感覚に襲われます。

どこか不条理でやるせない世界にいきなり放り込まれて、否応なしに出口を求めてもがいている…。常に不安がつきまとうけれどもふとした瞬間に美しく爽やかな気分が訪れるみたいな感じとでも言いましょうか… 008.gif

同世代の同郷の作家カフカの小説を読んだ時と似たような感覚なのです。もちろん先入観はあると思いますが…、異常な世界にあると極正常で単純な和音が異様に美しく響く…といった差異が不思議な感覚の起因となっているのも知れません。

今回の指揮者スワロフスキーさんは、そういった所謂観念的 なコトは一切仰らずに徹底的に実質のディテールの語り口から作って行かれました。それはマルティヌーに限らずグリンカもハチャトーリャンも旋律で自然に美しく語るようにという強い信念を感じました。

彼は初日から大変フレンドリーで、練習前と修了後にはコンマスのみならず最前列の弦楽器全員と握手をかわします!またお話し好きなようで、よく通る声でテンポよく話します。指示を出した後、曲の途中から始める時などよく「Come on!」とノリよく仰るので、こちらもノッていけます!024.gif

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ソリストのバーエワさんは若くして輝かしい受賞歴をお持ちですが、成る程…さすが、納得です。特に第3楽章など驚異的であります。

また彼女の音楽、顔立ち、スタイル、立ち姿、弾く姿、すべてが非常に美しいのです。
ぜひ会場で生のバーエワさんを見て演奏を堪能して下さい!



H.T
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# by century_osaka | 2010-12-10 11:32 | リハーサル日記

第157回定期演奏会ご案内


 チェコ生まれの俊英=レオシュ・スワロフスキーさんの定期公演初登場です。

 1961年チェコに生まれ、プラハ音楽院を卒業後,プラハ音楽アカデミーに進み、故ヴァーツラフ・ノイマンに指揮法を師事。更に1986年~1989年プラハ国民劇場で故ツデネーク・コシュラー氏の下で研鑽を積みます。1991年には国際モーツァルト財団から「最優秀若手指揮者」に選ばれたのちはチェコ国内の主要オーケストラは勿論、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、更にはバイロイト音楽祭にも客演。日本でも東京都交響楽団や仙台フィルハーモニー管弦楽団に招かれています。
 
  ボフスラフ・マルティヌー(「マルチヌー」と書くのが適切だそうです)の作品は、日本では余り演奏されることの少ない作曲家ですが、彼の生涯は「チェコ時代」「パリ時代」「アメリカ時代」「ヨーロッパ時代」に分けられます。それは誠に不遇な、流転の人生だった様です。

今回の定期公演で初めて取り上げる「交響曲 第3番」は「アメリカ時代」であった1944年に完成されちます。指揮者の故セルゲイ・クーセヴィツキーとボストン交響楽団の活動20周年を記念した作品となっていますが、悪化する第2次世界大戦の世相を反映してか、祝祭ムードはなく、むしろ第2楽章には「悲痛な響き」がします。

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# by century_osaka | 2010-12-04 21:51 | 演奏会情報

テレビ放映のお知らせ 今晩23時より

NHK教育テレビ 「芸術劇場」
「びわ湖ホール公演 楽劇『トリスタンとイゾルデ』全3幕」

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# by century_osaka | 2010-12-03 10:01 | 演奏会情報

大津曳山コンサート

第58回大津曳山コンサート~Pから始まる作曲家と曲を集めて~
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【演奏曲目】
ガーシュウィン パリのアメリカ人 より
ケテルビー ペルシャの市場 
ラヴェル パバーヌ
ショーソン 詩曲
イザイ 悲劇的詩曲
フィリップス 演奏会用小品
  他 全9曲

【出演】
ヴァイオリン 尾崎未佳(大阪センチュリー交響楽団団員)
オーボエ 宮本克江(大阪センチュリー交響楽団団員)
ファゴット 宮本謙二(大阪センチュリー交響楽団団員)
ピアノ 武田佳美(京都市立芸術大学卒)
ピアノ 佐藤亜美(仏・オーベルヴィリエ・ラ・クールヌーボ音楽院卒)

【日時】
2010年12月4日(土) 午後2時30分開演

【場所】
大津祭曳山展示館3F (JR大津駅下車徒歩10分)

【入場料】
大人 2,300円 (高校生以下1,000円)飲み物付き
会員割引 大人1,700円 (6回限定で入会金1,000円と共に当日受付にてお買い求めください)

【主催】
大津曳山コンサート

【後援】
大津市

【問い合わせ】
077-523-2709 宮本まで
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# by century_osaka | 2010-12-03 09:55 | 演奏会情報

ハウスコンサート

今日は、定期会員の方対象の演奏会、オーケストラハウスコンサートがありました。定演翌々日だったにも関わらず2公演ともたくさんのご来場ありがとうございました。また、差し入れを下さった方がいらして、楽員みんなで美味しくいただきました。ありがとうございました。

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今日のプログラムは「マ・メール・ロア」「死の舞踏」「火の鳥」。
フランスに関係のある作曲家でまとめてみました。

2曲目の「死の舞踏」でソロを弾いた蔵川瑠美さん。この曲は、普通の調弦とちがって「E弦」を半音下げて調弦します。
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ホールとは違い、練習場でのコンサートは、本当に指揮者・奏者を間近に見ていただくことが出来ます。
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# by century_osaka | 2010-11-21 20:40 | コンサートレポート

第156回定期演奏会終了!

今夜も、寒空の中たくさんのご来場ありがとうございました。
また終演後には、「文化芸術立国を実現するための請願署名」にたくさんのご協力ありがとうございました。

今回の指揮、沼尻竜典さんのお誕生日が先月だったのですが、そのときのリハーサルの様子をご覧ください。

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プレゼントのスヌーピーを渡したのは、トランペットの稲垣路子さん。
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プレゼントは気に入っていただけたのでしょうか?
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# by century_osaka | 2010-11-18 23:29 | 楽屋裏

第156回定期 リハーサル日記

急に冷え込んできた今日この頃、練習場近辺も紅葉が始まっています。風邪を引いている人も多いようですが、体調管理もこの時期本当に大変ですね…! 045.gif
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さて、リハーサルも最終日、今日はショパンの合わせがありました。ピアニストのエヴァ・クピークさんとは初共演となりますが、実にエレガントで美しく知的なショパンを聴かせて下さいました。テンポや音色の変化、ルバートの仕方など自由自在に音符を操って、ショパンがこの曲に込めた思いを紡ぎ出していきます。その語り口が本当に自然でしかも雄弁なので、なるほどそうなのか!と改めて納得する箇所が沢山ありました。この曲はつい最近同じくポーランド人のブレハッチさんとも共演しましたから、今年こうして素晴らしいソリストと相次いで演奏出来るのは幸せな事です。


シューマンの交響曲第二番はあまり演奏されない曲として有名ですが、センチュリーは何度もやっていますね…? 分裂症的とも言われますが、この曲のコアなファンは結構多いと思われます。沼尻さんは、一筋縄ではいかないこの曲を独特の表現で作っていかれます。曰く、ひねくれ感,悶え感,もっと虐めて感,斜に構えて感,勢いと推進力でイケイケ感,昔の横浜線の車両感… みたいな言葉を用いておられました。


どの楽章のどの部分かはぜひ演奏会場でご確認(ご想像)下さいませ…026.gif


H.T
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# by century_osaka | 2010-11-18 09:22 | リハーサル日記

第156回定期演奏会ご案内


今回の定期演奏会は首席客演指揮者=沼尻 竜典氏が半年ぶりに登場します。

今年2010年はフレデリック・ショパンの「生誕200年」ですが、ロベルト・シューマンも「200歳」の年にあたります。それを祝うべく、今回はシューマンの交響曲第2番を演奏致します。交響曲で「一番地味な作品」と言われてもいますが…。

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# by century_osaka | 2010-11-08 13:16

持丸秀一郎 クラリネットリサイタル

~近鉄文化サロン特別公開講座~
クラリネットの魅力~ブダペストの息吹~

ハンガリーの首都ブダペストはヨーロッパの中心に位置し、西洋と東洋の文化の出合う要所として古くから様々な文化芸術が花開きました。中でもリスト、バルトーク、コダーイ等、数多くの音楽家を輩出している音楽大国です。今回はハンガリー国立リスト音楽院で学ばれた持丸秀一郎氏による本場仕込みのハンガリー音楽とともに、曲目解説等のトークを交えてクラリネットの魅力に迫ります。

2010年10月30日(土)13時30分開演
会場:奈良・秋篠音楽堂
入場料(受講料):4000円

クラリネット:持丸秀一郎
ピアノ:小林かずみ

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# by century_osaka | 2010-10-27 09:02 | 楽員のコンサート情報