2008年を締めくくる今回の定期は音楽監督・小泉 和裕氏の指揮で、ドイツ正統派的なプログラムながらユニークな「変奏曲」の作品2曲が並びました。「ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲」は幾度か取り上げられていますが、「ヒンデミット:ヴェーバーの主題による交響的変容」はセンチュリー初演奏です。
今春4月「画家マティス」で存分に迫真力を当団から引き出されたマエストロ・小泉氏が、今回はもう1つの優れた作品で益々力感溢れるサウンドを展開することでしょう。又、故・ヴィルヘルム・ケンプ氏の「愛弟子」と呼ばれ、今やドイツ・ピアノ界の重鎮的存在と言うべきゲルハルト・オピッツ氏の「皇帝の中の皇帝」にも期待が高まります。今年最後の定期演奏会に、皆様多数の御来場を心からお待ち申し上げます。
皆々様、何卒良き新年をお迎え下さいませ。
A・A
大阪センチュリー交響楽団 第137回定期演奏会
2008年12月18日(木) 午後7時開演(午後6時開場)
ザ・シンフォニーホール
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プログラム~
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
指揮
小泉 和裕
ピアノ
ゲルハルト・オピッツ
料金(税込・全席指定)
A席…5000円
B席…4000円
C席…2500円
D席…1000円
お問い合わせ:大阪センチュリー交響楽団チケットサービス
06-6868-0591
(午前10時~午後6時・土日祝を除く)