日本センチュリー交響楽団 楽員ブログ

第153回定期演奏会 ご案内



音楽監督=小泉 和裕氏の指揮で、今回は19世紀ロマン派から20世紀に活躍した優れた作曲家の作品を採り上げます。

フランツ・リストは「僕はピアノのパガニーニになるのだ。さもなければ気狂いになるのだ」と人に語ったと言われてます。それほどの烈しい情熱は、自身を「ピアノの達人のひとり」のみならず、作曲家として創造の限界にまで高めて行ったと思われます。

その情熱は、ピアノ協奏曲 第1番や「超絶技巧練習曲=鐘(ラ・カンパネッラ)」などに見ることができますが、さらにリストはオーケストラにも着目し、それまでのオーケストラ作品には無かった「交響詩」というジャンルを開拓したのです。


「前奏曲」や「フン族の戦い」などがその代表作ですが、今回の「ハムレット」シェイクスピアの同名の戯曲のあらすじから大きな触発を受け、非常に陰影の濃い作品に仕上げています。当団定期公演初演となる演奏を、小泉=センチュリーの演奏でお楽しみ下さい。



  ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番は、以前は「革命」というサブ・タイトルが付けられていた様ですが、最近は以前に物議をかもしたS・ヴォルコフの編作「ショスタコーヴィチの証言」などの出現により、その副題は取り除かれる事が多い様です。その本によると、ショスタコーヴィチは自作の交響曲を「わたしの交響曲は墓碑である」と語っており、昨年首席客演指揮者=沼尻氏と演奏した「第11番」にも非常に強いメランコリーを宿した、凄絶な表現が作品に表れている事実を考えると、この「第5番」からサブ・タイトルを外すことが多くなったのもうなずけます。

ともあれ、この偉大な交響曲を、オーケストラ作品の中でも殊更ドラマティックな作品を好む音楽監督=小泉氏が、どのような音楽に仕上げるかご期待ください。


 又、ブルッフの名曲=ヴァイオリン協奏曲 第1番で充分に実力を示して下さる若きソリスト=米元 響子さんは、既に豊かなキャリアを持ち、その素晴らしい音楽性でベートーヴェン・ブラームス・モーツァルト・メンデルスゾーンの協奏曲にも「負けない名曲」としてご披露頂けるものと思います。今回も話題一杯の定期演奏会、楽員一同精一杯演奏致します。皆様多数の御来場を心からお待ち申し上げます。
                                 
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第153回 定期演奏会
2010年7月15日(木) 19:00開演(18:00開場) 
ザ・シンフォニーホール


リスト:交響詩「ハムレット」
F.Liszt:Symphonic Poem "Hamlet"

ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26
M.Bruch:Concerto for Violin and Orchestra No.1 in G minor, Op.26

ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 ニ短調 作品47
D.Shostakovich:Symphony No.5 in D minor, Op.47

指揮:小泉 和裕
ヴァイオリン:米元 響子

料金(税込・全席指定)
  A席…6000円
  B席…4500円  
  C席…3000円     
  D席…1000円   完売


    お問い合わせ:大阪センチュリー交響楽団チケットサービス
              06-6868-0591
       (午前10時~午後6時・土日祝を除く)

その他のチケット取扱い場所
ABCチケットセンター(ザ・シンフォニーホール)
電子チケットぴあ
ローソンチケット
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by century_osaka | 2010-07-11 13:28 | 演奏会情報
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