第149回定期が終わりました。
3月も終わりだというのに真冬の様な寒さにもかかわらず沢山のお客様、本当にありがとうございました。
今年度ラストの演奏会には、フランス人指揮者、パスカル・ヴェロさんが来てくださいました。
一回目の練習から、「おはようございます」と日本語で挨拶をしてくださったヴェロさん。
ご自分の理想とする音のイメージがとてもしっかりあって、例えば、「そこのフレーズはピアノで(小さな音で)でもカスカスした音にならないで、それでいてリズム感を出しながら」など、細かく指示を出してくださいました。とても難しい指示ですが、そうやって具体的に話してくださると、こちらもどうやって弾けばその理想に近づけるかなと一生懸命考えることができます。納得がいくまで、何度も何度も練習を繰り返して、連日リハーサルの後はへとへとになりましたが、その甲斐あって本番はヴェロさんとセンチュリーのみんなとの意思疎通がとてもうまくとれた演奏になったと思います。
来年度もいい演奏をお届けできるよう精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
R.K